苦手なものの中に宝物が眠っている第6章最終章

 

 

私の場合の苦手なものというのは、音楽でした。

楽器を弾くこと、そして歌うことも苦手でした。

 

幼稚園の頃より、音楽に関しては悲しい思い出と、苦い経験しか無かったからなのです。

 

新年会は祖母の家に親戚一同が集まって、それぞれが歌を披露したり、

みんなで声を揃えて歌うことが自然でした。

私はおじさんや、おばさんの歌で流行歌を覚えましたし、

祖母の歌で民謡を覚えました。

 

みんなの前で私が歌うと、みんなが喜んでくれたので、

楽しかった思い出があります。

 

それが幼稚園の時にピアノを習い始めてから、

いつも間違えると先生から手を叩かれて、

それからは音楽は苦しいものに変わってしまいました。

 

そして、中学生になり聖歌隊入ることに憧れを持ちましたが、

音楽の教師から、君は歌が上手ではないから入れないという言葉で、

歌が歌えなくなりました。

 

でも、音楽にたいする憧れが消えてなくなることはありませんでした。

 

33歳の時、アンカヴァーリング・ザ・ヴォイス歌唱法に出会い、

そしてそれを勉強したいと思うようになりました。

 

私は今まで、音楽は楽しいものであり、自分にあった学び方が分からなかっただけだったことに、

フィンランドの歌の学校(ラウルコウル)で学び始めて気が付きました。

 

ただそれだけ。

 

だから、もしあなたに苦手だなと思っているものがあって、

でも、それをやってみたい、それができたらどんなに嬉しいだろうという

憧れをずっと持ち続けているのであれば、

きっとそれができる才能をあなたは持っていると私は思います。

 

苦手だと思っているものの中にこそ、宝物が眠っています。

 

どうぞ眠っている才能を思いっきり、咲かせてください。

 

 

 

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